乳がん その1
乳がんの患者に抗がん剤治療を行う場合には、どんな点に気をつけなければならないでしょうか?
それは、抗がん剤の効果と副作用の双方をきちんと検討する必要があると言えます。
乳がんに対して抗がん剤治療という化学療法は、とても有効な治療法ですから、効果と副作用をきちんと理解し、治療に入りたいものです。
抗がん剤は、乳がんのがん細胞が増えることを抑えます。
また、がん細胞を死滅させ、乳がんの治療を行います。
この時、抗がん剤は正常な細胞にも、同じくダメージを与えてしまうため、それが副作用という形で症状が出ます。
ですが、現在では、この副作用を減らす薬剤が開発されていますので、昔よりも、抗がん剤治療の環境が整ったと言えるでしょう。
その点でも、抗がん剤治療はかつてのものより、安心かもしれません。
抗がん剤には日本で許可されている薬で数十種類あります。
その中から単独で選び出し投与するわけではありません。
複数を組み合わせての多剤療法が一般的です。
多剤療法というのは、複数の薬剤を使うことによって副作用を減らすことが出来き、症状が改善される効果があります。
お話したように、抗がん剤はがん細胞と正常細胞を攻撃してしまい、ダメージを与えます。
ですが、その後は正常な細胞の方が、がん細胞より早く回復するのです。
ですから、乳がんだけなく他の抗がん剤治療もそうですが、抗がん剤の投与に間を空けることがポイントになります。
投与間隔を空け、正常細胞の回復を待ちつつ、まだがん細胞にはダメージを受けた状態で、次の抗がん剤を投与し、がん細胞を攻撃するという治療法です。
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